白と影

徒然なるままにヲタ暮らし

NO WORDS, NO TIME~空に落ちた涙~ レポ③

(レポ②からの続き)

<真相を知る>
 
白男、遺影抱え電車に乗り、その後遺影を白いコートの女に返す。
重なった枠の中に女は去っていく。
 
場面転換。
墓場?葬儀?のような感じに枠がいっぱいならんだセットに転換。
 
黒い女が男にかたりかける。
 
2つ、枠の向きを変える。
へたりこんでいる男の前を青年と女。男の頭をなでるような動きをして去る。
 
★お焼香?墓参り?のような動き
 青年は男のあと自分の頭をなでるように手を回していた。
 (血のつながりを表す?なんらかの暗示的な動き)
 
黒い女、もうひとつ教えてあげるわ。
 
黒い女の芽吹きのようなダンス。(たぶんここ)
男、黒い女にならって枠を戻す。何か、聞こえてくる。
赤ん坊の声。
 
女後ろ中央で踊る。コーラスもおなじダンス。
いつしか青年に変わっている。
 
青い布を使った振付。コーラスと青年。
青年最後はタオルで顔を隠してハケる。
 
★青年のタオルなしのときの首の振付ちょっと遅れてた?
田口君が首を大きく逸らすからか、1周回すとダンサーたちより戻りが遅い…?
タオル有verズレないまでもちょっとおそい、というかリズムが違う。
タオルverはたまにバサァッと頭にかかって髪の毛ぶわってなってる。かわいい。

青年の首の反らし具合が大きいのか男の動きが素早いのかどちらか不明ですが、
友人が「あれはヒガシがちょっとはやい気がした」って言ってました。

 
女がおくるみを抱いて出てくる。
男それを受け取るが、おくるみは落ちる。中は空っぽ。
 
それをひろげ、円をえがく女。ここよ、という動き。
背景は公園、後ろから黒い女布を張って出てくる。
 
布には少年の影。
影がだんだん成長していき、最後は大人になる。
布をどけると青年が立っている。
まさか…
 
コーラス、バタバタと布で顔を覆ってダンス。いつしかハケる。
 
青年が女に示されて青い布に腰かける。
芽吹きのダンス。
 
天を指すような振付。男と青年。
最後微妙に違う。
男は胸に手を、青年は頭上に手を伸ばす。
 
女、青年の肩に手をそっとかける。
青年女の傍にそっと立つ。(これ布に座る前だったかも?)
 
女と抱き合う男。
青年が男の息子であることがわかる。
 
上手側から、男の手を取る青年、そのまま抱き合う3人。
聖家族的な。
★この場面、いないないばぁをするように布が青年に掛かるので、青年はここで子供に戻った、という解釈もできる。
 
<追っ手>
 
しかし誰かがやってくる気配。外に追っ手がやってくる。
 
かくれて!男を隠す女と青年。
番人がやってくる。
 
一度はピンチ回避。
番人が出ていく。
だが青年のたてた物音で番人赤鬼が気付く。
 
おい開けろ!
 
逃れようとする3人。
やがて番人も追っ手もいなくなった。
 
女確認に外に出るも、番人が現れる。
飛び出す青年。
インベーダーゲームのような動きの黒い追っ手たち。
 
青年とびだすが、番人にはじかれる。バリケードのようになっている。
吹き飛ばされる青年。
 
男自ら、俺はここだ!と枠をガタンとして音を立てる。
連れて行かれる男。
うな垂れる青年。
 
そこに赤い番人がやってくる。
青年ハッとして見上げる。
赤鬼の服を脱ぎ捨てると現れたのは赤い女。
 
どうしてあなたが…?
 
赤い女に青年ついていく。女に大丈夫、ここにいて、という動き。
 
<脱出>
 
男とらわれている。
赤鬼の尋問。
どうしてここにいる? わからない。
これはなんだ? 消防車を見せる。
これはどうだ? 血糊の白いコート。
 
鏡が出てくる。
これが例のやつか。と、赤鬼が手を突っ込む。手が鏡の中へ。
 
白コートを鏡へ通す。
バチバチと音を立てる鏡。
 
よみがえる事故の場面。
ブレーキ音。フラッシュバックに苦しむ男。
 
まあいい、とらえておけ。と、見張りを残して去る追っ手と番人。
 
男の慟哭。
 
青年と赤い女がやってくる。
赤い女は空間を操ることができ、青年にやり方を示す。
青年 えーと、こう?パンと手を打つと扉があき、番人が崩れ落ちる。
 
青年と赤い女、男のもとへ。
シーっ静かに。
男の拘束を解き、青年、赤い女、男脱出。
 
さあ、行くわよ!急いで!
 
赤い女の力?で止めていた時間が動き出す。
鳴り響くベルの音。
 
 
番人から逃れながら脱出。
バラバラになりながら追っ手を撒く3人。
 
白男:あっ!(指さして追っ手の意識を逸らし走る)
赤い女:息をふきかけると追っ手の力が抜ける
 
青年:えいっ!と赤い女のマネ?追っ手倒れる。
 
これでやっと脱出、と思いきや前方に番人。
赤い女が、先に行け、と示し青年と男を逃がす。
 
<決別>
★抱き合う3人の後ろで赤い女が赤い鬼に抱きつき脱力させて倒すような動きしてる
 
女が待っている、抱き合う3人。男、決心したような表情。
 
白男、女と青年といっしょにはいかないことを決めた。
青年。どうして?
 
おもちゃの消防車が走ってきて、中央で止まる。
そっとそれを手に取り青年へさしだす男。
別れの時が近づいている。
 
女にそっとうなづいて、青年はそれを受け取る。
 
今にも泣き出しそうな青年の頬にそっと手を添える男。
 
★たぐちくんほんとにウルウルしてる。
 最後の幽霊ぽい登場する白青年まで鼻先がちょっと赤い。
(大阪、初日はそうでもなかったけれどだんだんウルウル度が増して、千穐楽ではほんとにここで涙ポロッって落ちる。)
 
 
空間がゆがむ。
引き離される男と、青年・女
 
もとの世界に戻ろうとする男。
 
鼓動音。
重なる枠、駆ける男の映像。
 
男、部屋に戻ってきた。
椅子に腰かけ、内ポケットから薬の袋をとりだす。
薬をあおろうとする男
 
後ろに青年があらわれる。青年現れるとき、同時に青年の映像が背後にうつる。
男に手を添え、止める青年。
男薬を飲みこめない。
 
わかった、と青年に伝える。青年は男から手をはなし、見つめる。
 
男、前を見据え、手に持った錠剤をバラバラと床にまく
 
それを見つめ光の中そっと微笑む白青年

★きっとこれは月の光なのです…田口君は月の精だから…(という個人的な主張)
 
<終幕>
 
会社。
デスクについた男。
 
コーラス、並んでダンス。
後ろから現れた赤い女が現れる(※この場面の赤い女は、同衣装に着替えたまり様)
男と女シンメトリーのダンス
芽吹きのダンスの小さい振り付け?に見えた。
コーラス全員、二人を見つめる。
 
全員が光の差し込む前方見つめ、幕。(というか暗転)

 

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以上、『NO WORDS, NO TIME~空に落ちた涙~』本編の流れレポでした!