白と影

徒然なるままにヲタ暮らし

ザ・オダサク~愛と青春のデカダンス~

去年2回観劇し、ここしばらく観たなかで単純に楽しめる一番好きな劇これ!!と大興奮していたザ・オダサクが一年経たずに帰ってきたので嬉々として京都公演を観に行きました。

以下自分メモ。

 

 

キャスト変更や新しい面々の追加などありキャスト変更に伴う設定やシーンの変更はもちろんあったのですが、去年から観てる人向けお遊びなども入っていておおこれ錦織さんや…(とてもジャニーズ劇性のようなもの)と思いながら楽しく鑑賞いたしました。

 

去年の方が大阪初演っていう力の入り具合というか、面白い部分を意図的に作っていて、確かに笑うしおもろいけどありゃちょっと大阪の笑いとはべつのあれやんなみたいな話を終演後にちらちらしたり、ちらちら聞こえてきたりだったのですか今年の方が何も考えず単純に楽しめたかなぁという印象。

ひとによっては今回の方がごちゃついてたという意見もあったので そうかあーたしかにガチャッてたのは今回の方なんじゃないでしょうか(それがおもしろかったけど)

 

・時事ネタ

時事ネタについては、文ちゃんの口上が進化していたものの終演後ニュースでSTAPどんどんこじれていったんで『いや、文ちゃんは関西ジャニーズJr.のメタンハイドレートのままでええのやで…?』ってなりましたが…関西ジャニーズJr.のSTAP細胞て確かにそれすんごい万能っぽいけどな…!

いや万能であってほしい。舞台の文一さんとても好きな身としては(…)

 

あとほかに強烈に印象に残っているのは序盤のセリフにあった 「僕のリプニツカヤ達!」と、「よぉおく聞こえてるぞ!なんせ俺の名前はさむらごうc(ry」あたりのセリフでしょうか。時事ネタのぶっこみ具合…。

塚田さん出演時の『熱海殺人事件』にあった海賊と呼ばれた男とかジョニーデップとかその時々のHOTな話題に変えられるセリフのようなあの生で見てクスッとなる感じよりもどっちかいうと、エッちょっと笑っていいのここで?!というギリギリの線の方の笑いの印象強かったですが、あえてそれでいくのかwwとにやにやしました。

 

・前作を観た人向けサービス

「今回は氷上訓練は割愛!」(あばうと)という隊長のセリフで済ませた氷上訓練

ハイデルベルヒのマスターは映画を撮ると言って飛び出して戻ってこない

衣装さんにご迷惑をおかけした人間駒回し

 

氷上訓練はあっても時事ネタぽくてよかったような気もしつつ尺とか動き的には、うんそうかー割愛かーという感じ。あのgdgdタイムを見守るのはとても好きでしたのでちょっと残念ではありました。

人間駒回し(あ~~れ~~、ってされるあれ)は、去年私が大阪2日目に観てそのあともう一回観に行った時には完全になくなってた演出でしたのでちょっと触れてくれてうれしかったです。

あと、前回はしずちゃんとマスターの掛け合いでとっていた笑い要素が姿月さん演じるお姉さんにまるっと移行していたのがちょっと新鮮で、(姿月さんお美しいのにそんな…関西弁のでかいゴッド姉ちゃんみたいな扱いしちゃう…?!)みたいな…しずちゃんで使ってたドツキ音のSEもまさかそのままお姉さんにいくとは…

 

吉田山烈風隊の後の「一幕終わりーーー!休憩だァアアア!」のインパクトとか、烈風隊の歌前の文一さんから後輩への「このセリフお前に譲るわ」的な場面でフライングで死なないでーーーってなったりとか前半よくわからない興奮し通しで非常に楽しかったです。

そして後半は淡々と見ていたのであまり記憶がないです。

 

前回よりミュージカル要素(歌・ダンス)を強めていて、ジャニーズをとっかかりにこんなええもん観れてほんといい芝居だなって思ったんですけども、ただただジャニヲタでタレントのファンで観てる人はどんな気持ちで観ていたのでしょうか。

文ちゃんよかったねぇ…とか、内君ほんとよかった…(色々あったけどこんないい舞台に出れて)みたいな感想は前回も今回もお見かけしたのですけど、NWNTの時の歴の長い田口担の方々のような見守り目線なのだろうか…

 

個人的に最高だったのは今回のパンフレットに劇中歌が掲載されていたことでした。宝塚のパンフも何年経ってもパンフの歌詞見返したら歌えたりするからこういうのほんとに嬉しい…

 

以上、観た人でもよく分かんなさそうな感想。

私の結論。舞台の文一さんはとてもいい。

 

内君まわりについては、いつみても美しいしマント着て黒づくめだとまじ吸血鬼だし美声だしいうことないので私はとくにそれ以上のこと言えないので割愛します。

(田口君絶対これ好きだと思うんだけど内君の劇観に来たらええのに、とはいまだに思ってはいます)(余談)